ホームページからお問い合わせ頂いたKさん。
ご両親の介護を考え、地元葛飾区で古い建物を工事でき、介護保険の助成金の登録業者さんを探していたところ我が社のホームページにたどり着いたそうです^^
工事依頼は古い浴室のリフォーム!
先ずはプランの作成から始まります。
料金:約150万円(葛飾区介護助成金約含む)
工期:約2週間
場所:葛飾区 亀有
カテゴリ:住宅介護 段差 浴室 脱衣場
とても古い浴槽です。
正直、私は初めて見ました!
檜の浴槽内にガスバーナーが付いており、それで湯を沸かすシステムです。
父(2代目)に聞いたところ、昔は青砥にこのような浴槽を作る職人さんがいたそうです。
とても懐かしそうでした^^;
廊下から浴室の出入口です。
段差が40センチもあります。
これは介護保険住宅改修の対象となり、葛飾区から助成金がでます。依頼者は限度額の1割負担となるので助成金分の9割が工事金額から割り引けるのです。
これを適用する方向で工事の見積りを行います。
浴槽の高さが80センチもあります。
これは若い大人でも大変な高さです・・・
葛飾区の高齢者支援の方で浴槽の取替え工事に対しても助成金が得られます。
なのでこれも適用します。
玄関です。
この玄関の裏が浴室となっています。
この玄関を半分狭くして脱衣場を設置する方向でプランがまとまりました^^
その後、お見積りをしKさんの了承を得てから、いよいよ作業開始!
先ずは解体工事です。
浴室と玄関の境の壁を解体していきます。
写真は作り付けの下駄箱を解体中!
築年数が古いので壁は土壁です^^;
壁の解体が完了しました!
写真の点線部分が壁だった部分です。
このようにスケルトンにしてから新しく脱衣場と浴室を設置していくのです。
玄関を半分狭くした場所に間仕切りを設け床の下地も設置しました。
この後はボードで壁を張り塞いでいくのですが、それはもう少し先の工程となります。
その理由は壁を塞ぐ前に電気や水道関係の工事を行うからです。
廊下から脱衣場の出入口です。
新しい脱衣場と廊下は段差を無くします。
これでスムーズに出入りできますね^^
既存の廊下の高さを基準に全ての高さを揃えるのです。
さて、次に浴室の工事を行います。
ユニットバスの組み立てです。
先ずは材料を搬入します。
約1日かけてユニットバスが組み上がりました^^
中の様子は後のお楽しみに^^
そして、ようやく壁のボードを張っていきます!
壁のボードを張り脱衣場と玄関に間仕切りができあがりました。
この後ビニールクロスを張り仕上げていきます。
写真はいつものクロスさん^^
ボードのつなぎ目にパテを埋めてます!
この処理を終わらせ壁紙を張っていくのです。
少し狭くなった玄関ですが、元々あった踏み台を撤去してしまったので新しい踏み台を設置しました^^
手すりも取付け、なるべく負担のかからないように^^
さて、完成写真です!
先ずは廊下と脱衣場の出入口。
段差を解消し綺麗に納まりました!
また、左奥が浴室となってます。
ここも段差なく仕上げました^^
これでバリアフリーの完成です!
浴室内です。
メーカーはクリナップのhairo(はいろ)です。
安価で保温性が高いユニットバス!
我が社でもお勧めの商品です^^
浴槽の高さも40センチ程で既存の浴槽の高さの半分となりました^^
さらに手すりを設けましたので出入りが楽ににりますね!
脱衣場です。
Kさんから写真を頂きました^^
カメラの性能が違うのか?または綺麗に仕上がっているからなのか?とても美しく見えます^^;
今までは脱衣場がなかったのでうまく有効活用して使ってくださいね!
最後に、袖壁を利用してタオル掛けを設置しました!
家族分のバスタオルが掛けられる2段にしました^^
これも有効に使ってくださいね^^
今回は高齢者が使用するにあたってなるべく単純かつ使い勝手の良いように設計し工事をしました。
Kさんも仕上がりを見てとても満足そうでしたので施工した我が社も嬉しい限りです^^
我が社の理念は住む人の気持ちになって考え施工することです。
Kさんとはその考えがうまく調和したので今回の工事に繋がったと思っております。
お互いに感謝しつつ工事は無事完了しました^^