葛飾区のリフォームをお考えなら谷本建設へ

N さん宅 介護用トイレのリフォーム


Nさん宅は私の祖父が建築した住宅。

数年後、父が増築工事を担当し、

さらに数年後、私が介護用トイレのリフォームを担当することになりました。

なんと!我が社とは3代の付き合いであります^^

家をより快適に過ごしていただくために、今後もずっとサポートさせていただきます^^

料金:約110万円(うち20万は葛飾区の助成金)

工期:約5日

場所:葛飾区 青戸

カテゴリ:住宅介護リフォーム トイレ 洗面

住宅介護用リフォームトイレ現況

今回は老夫婦のために既存トイレを介護用トイレにリフォームします。

写真は1階のトイレと脱衣場です。

ここは40年前のままです・・・。

住宅介護用リフォームトイレ現況

トイレの扉を開けると・・・

住宅介護用リフォームトイレ段差

段差があります。

昔はバリアフリーなどない時代でしたので
しかたありません^^;

この段差を解消したいと思います。

住宅介護用リフォームトイレ内部状況

トイレ内部です。

腰の高さまでタイル張りで空間も幾分狭くなってます。

これも昔ならではの作りですね^^;

しかし、当時はこれが主流だったのです!

さて、工事開始!

住宅介護用リフォームトイレ既存の便器撤去

まず、水を一時止め、便器を取り外します。

住宅介護用リフォーム既存洗面化粧台撤去

洗面台も取り外し、すっきりした状態になりました!

今回は介護用ということで、トイレと脱衣場の間仕切壁を解体し、開放的なトイレ空間にリフォームします。

足腰の弱い老夫婦には床段差と狭いトイレは使い勝手が悪いからです。

介護する若夫婦も広いスペースが必要になってきますよね^^

住宅介護用リフォームトイレ内部の解体

では解体作業開始!

写真はトイレの床です・・・

タイル張りでしたので、当然、タイルとモルタル(コンクリート)で敷き詰められています。

これを綺麗に取り除き、下地むき出しの状態にします。

住宅介護用リフォームトイレ壁の撤去

解体後。

点線は壁があった部分です。

その他の壁も下地が見えるようにしておきます。

住宅介護用リフォームトイレ段差をなくした床の復旧

まず最初に、作業効率を考えて床を設置。

次の工程に入る職人さんが安全に効率よく仕事してもらえるよう、常にベストな進行を考えます!

この段階で床段差を調整してバリアフリーに!

これで床段差は解消されましたね^^

住宅介護用リフォーム照明機器の配線工事

次の工程は電気の配線工事と換気扇の配管工事!

太線の○が換気扇のダクト、細線の○は電気配線です。
配線を丁寧に束ね、どの線がどこに繋がっているのか明確にします。

余談ですが・・・
写真に写っている電気工事の職人さん!
細かい仕事も丁寧かつ迅速に施工してくれる、昔から付き合いのある職人さんなんです^^
現在息子さんも手伝い、こちらも3代続いてます^^

住宅介護用リフォーム天井の復旧

電気配線と換気扇配管が終わりましたら天井を設置!

写真の大きい○は換気扇を取り付ける場所で小さい○は照明を仕上げ後に設置します。

住宅介護用リフォームトイレまわりボード張り

次は壁張り工事!

写真の点線はもともと壁があった部分です。

ここまでくれば工事も8割がた完成なんですよ~!

住宅介護用リフォームトイレ床長尺塩ビシート張り

壁を張りましたら、仕上げ工事!

床は長尺塩ビシート、壁はビニールクロス(壁紙)です。
どちらもビニール製ですので、水が飛び散っても安心^^

写真の職人さんは!

我が社のホームページ3度目の登場となる、毎度おなじみの腕の良い職人さんです^^
床も貼れるんですよ~!

住宅介護用リフォームトイレまわりクロス壁紙張り

仕上材の工事終了!

長尺塩ビシートやビニールクロスは汚れても拭き取れば綺麗になりますよ^^

あとは電気関係の照明器具や衛生器具関係の便器、洗面の取り付けとなります^^

住宅介護用リフォームトイレの照明と換気扇

まずは照明と換気扇!

今回2度目の登場となる電気工事の職人さん^^

住宅介護用リフォーム便器と洗面化粧台取付け

次に便器、洗面化粧台を取り付け!

この水道屋さんも付き合いのなが~い職人さん^^

私の細かい(クチうるさい?)要望も快く受けてくれます^^;

なので、いつもこの職人さんでないとダメなんですよ・・・

いつもワガママ言ってすみません^^;

住宅介護用リフォーム手すりや水栓の説明

さて、器具関係の取り付けが終了しました!

広いスペースを確保するため、今回のリフォームで重視した点


①便器はコンパクトで小さいものを使用!
②洗面化粧台もコンパクトのものを使用!
③手すりを跳ね上げ式に!


以上で以前よりも『ゆとり』の取れた空間になりました^^

それから!

写真の赤い○の部分は・・・・

住宅介護用リフォーム照明のセンサー

センサーです!

トイレに近づくと照明と換気扇が作動します!

人気がなくなると照明と換気扇は自動で停止するのです!

これで、消し忘れがなくなりますよね^^

住宅介護用リフォーム完成後

さらに、

写真の赤い○に単独で水栓を設けました。

簡易トイレなどを洗うためです^^

便器の近くなので洗ってすぐ流せますよね!

これは若夫婦のご要望でした。

私も介護用のリフォームは初めてでしたので、じっくり、こと細かく若夫婦と打合せをし、色々と勉強になりました^^

住宅介護用リフォーム完成後カーテン間仕切り

最後に!

開放トイレといってもプライバシーの確保も必要です。

そこで、カーテンを使った間仕切を考えました。

これなら人目を気にせずにできますよね^^

カーテンはホテルの浴室などでよく見かけるシャワーカーテンを使用!

汚れも簡単に落ちますね^^

今回は私にとってとても勉強になった現場でした。

長い時間打合せに付き合っていただいた若夫婦さんに感謝致します。

今後ともよろしくお願いします。


今回は介護の住宅改修の補助金制度を利用しました。

介護の段階にもよりますが、葛飾区から最大で20万円の補助が利用できます。

専属のケアマネージャーさんと3者の打合せとなりますが、今後住宅改修を行う場合は是非相談くださいね。