『そろそろトイレを新しくしたいので見ていただけませんか?』
と葛飾区在住のSさんから連絡がありました。
Sさんは最新の便器を希望されたので各メーカーの最新便器のカタログを紹介しましたら、タンクのないタイプがよいとのことでした。
幸い、トイレの出口付近に洗面台がありますのでそこで手を洗うとのことでした。
ちなみにSさん宅は我が社の設計施工で築17年目!
では工事開始!
料金:約38万円
工期:約2日
場所:葛飾区 青戸
カテゴリ:トイレ リフォーム TOTOネオレスト
写真は既存の便器とトイレ内部。
念のため、
『タンク』とは便座の後ろに付いている水がでるところです。
このタンクに水を溜めてトイレを流します。
原理としては、便座より高い位置にタンクが設置されているのでこの『高低差』を利用して流す水に勢いをつけます!
タンクありの場合は水圧がなくてもタンクに水さえ溜まれば問題なく流れますが、タンクがないということは、それなりに水圧がないとトイレは流ませんよね!
写真は水圧測定器!
規定の数値以上の水圧が確保できていればタンクなしでも設置可能です。
が、しかし!
水圧は規定の数値の半分しか出ませんでした・・・
しかし、ご安心を!
タンクなしでも水圧を上げるポンプ内蔵型の便器があります!
その名はTOTOのネオレスト『ハイブリッド』!
『ハイブリッド』は少々コストがかかりますが、タンクありと同じで一時的にポンプに水を溜めるので、流したときに他の場所の水の出が悪くなることがありません!
ポンプ内蔵なしを無理やり設置すると・・・
他の場所の水の出が極端に悪くなったり、トイレが流れなくなったりする可能性が!
仮にシャワーを浴びていてる最中に他の人がトイレを流したとき、シャワーから水が出なくなったら嫌ですよね^^;
さて、まずは既存の便器を取り外しましょう。
次に、床と壁の一部をはがし、給水と排水の位置をハイブリッド用の位置に移動します。
写真の壁にあるのが給水で、床にあるのが排水。
写真の緑のところまで移動します。
作業の途中で水を一時的に止めます。
その間は家のどの場所も水が出なくなります・・・
数十分の間ですけどね^^;
移動完了です。
上の写真と位置が変わっているのわかりますかね?
給水の出口に止水キャップを取付けましたので水は使えるようになりました!
配管作業が終わりましたら床と壁を元に戻し、
その後、床材(CFシート)と壁紙(クロス)を貼ります。
さて、いよいよ便器の設置となります。
写真は給水バルブと排水の部材。
やはり、この間も一時的に水を止めます。
が、数分なのでご安心を^^;
これが今回設置するハイブリッドです!
点線の部分が今回メインのポンプ!
すごいですよね~
ハイブリットは私も始めて取付けますので興味津々でした^^
早く試運転がしたくてたまりませんでした^^
取付け完了!
写真ですのでお見せできないのが残念ですが、この便器にはセンサーが付いておりまして、トイレに入ると自動でフタが開きます!
しかも!
用を足した後、自動で流れてくれるんですよ~!
もう、楽しくて、何回もテストしてしまいました^^;
当然、手動でも流せます。
さらに、いろいろな機能も満載!
機能が多すぎて全ては説明できませんが、最新の便器は素晴らしいですね^^
タンクがない分、便器もコンパクトになり、以前よりも数センチですが広くなりました。
たった数センチでも快適性は十分増しますよ~!
今回は私も始めての製品でしたので、ついつい興奮してしまいました^^;
でも私以上にSさんも満足したことでしょう^^
後日、Sさんから聞いた話なのですが、家族の方が知らずにトイレに入ったら、勝手に便座が開きビックリしたそうです!
『うぉ~!』って^^;
以下は全景です^^